多摩サッカー協会に加盟するFC多摩ジュニアユースは、8月24日まで北海道で開かれていた第38回日本クラブユースサッカー選手権(U-15)大会に出場し、日本一に輝いた。キャプテンの吉田湊海選手が得点王を獲得し、大会MVPに選ばれた。
同大会は、15歳以下のサッカークラブ日本一を決める大会で、全国から48チームが出場した。
第38回大会は8月15日から24日まで北海道の帯広市や幕別町などの競技場で行われ、リーグ戦(グループステージ)とトーナメント(ノックアウトステージ)で優勝を争った。
FC多摩はグループステージを突破すると、ノックアウトステージでは2戦目で名古屋グランパスに勝利し、優勝候補のヴィッセル神戸にも競り勝った。準決勝では鹿島アントラーズ相手に4対3で勝利し、決勝進出を果たした。
決勝戦はソレッソ熊本と対戦。前半に先制を許すが、78分に同点に追いつくと、アディショナルタイムに決勝点をあげ初優勝を果たした。
市長を表敬訪問
クラブの偉業を阿部裕行市長に報告しようと、クラブを代表してFC多摩を率いた平林清志監督と大久保司コーチ、吉田選手、小原青波選手、安藤晴郁選手、内田休選手、古川蒼真選手の7人が29日に市役所を表敬訪問した。
阿部市長は「優勝おめでとう。優勝の瞬間に立ち合いたかった」と賛辞を送った。ヴィッセル神戸戦では2得点、準決勝ではハットトリックを決めるなど得点王になった吉田選手は「決勝まですすめて点も決められてうれしかった」と喜びを表した。
平林監督は「スケジュールがタイトだったが、応援に来てくれた保護者の方が温泉に連れて行ってくれたりしてコンディションを保てた。保護者の力なくして優勝はできなかった」と感謝の気持ちを表した。
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