地域住民集う
一般社団法人「Life is」の影近卓大代表理事が、心身に重度の障害がある人のための通所支援施設「+laugh(アンドラフ)」を諏訪名店街内(永山)に構えてから約2年半が経過した。
記録的な猛暑だった今年の夏の間も、利用者、看護師や理学療法士、保育士などのスタッフのほか、地域住民が一緒に過ごし、賑わいを見せていた。
賑わう駄菓子屋
同事業所は心身に重い障害を抱え、日常的に医療的ケアが必要な未就学児などが通う児童発達支援と生活介護事業所。1階は重症児・者が運営する駄菓子屋になっており、2階には地域の人たちが自由に利用できるフリースペースがある。
影近さんがこの事業所を作った理由は、こどもデイサービスに通っていた障害者の保護者の声だった。重い障害があると学校を卒業した後に、行き場がなくなり孤立してしまう可能性があるという。影近さんは「障害は地域や社会側の課題だが、いつも負担をこうむるのはご本人様やご家族様になってしまう。様々な人が自然な形で地域に関わっていける場所にしたい」と思い立ち、アンドラフが生まれた。
来年、稲城市に開設
影近さんは、訪問看護や重症児・者の通所支援事業所を展開してる合同会社ライフイズの代表社員も務めている。
重症児・者が通える事業所として認知度が高まり、稲城市からの委託を受け、来年4月に「+laughイナギ」を開設する予定だ(10月16日(月)に説明会開催予定)。すでに重症心身障害者通所施設(児童発達支援・放課後等デイサービス・生活介護)としての求人を開始している。
問合せは一般社団法人Life is【電話】042・400・6182。
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