多摩地域を縦断する約16キロメートルの鉄道路線「多摩モノレール」の車窓から見える夜景が、このほど『日本夜景遺産』に認定された。多摩地域では唯一の認定地となる。
日本夜景遺産は、日本全国に埋もれている美しい夜景を認定することで、観光資源として国内外に訴求するプロジェクト。一般社団法人夜景観光コンベンション・ビューロー内の日本夜景遺産事務局が2004年から実施し、これまでに全国269カ所が認定されている。
「まるで映画」
18回目となる今回は、全国の夜景観光士や自治体・事業者の推薦で160カ所がノミネート。8月7日に新規認定地13カ所の発表があり、「施設型夜景遺産」部門で多摩都市モノレール株式会社(本社・立川市、奥山宏二社長)が認定された。夜景遺産のウェブサイトでは「昼の魅力はさることながら、夜の景観も人気が高い。ダイヤモンド富士や都市夜景、多摩地域の住宅光など、車窓越しに次々と展開する夜景はまるで映画のようだ」と紹介されている。
認定を受け同社は「引き続き安全・安定輸送に尽力するとともに、景観をはじめとした多摩地域の魅力あふれる観光資源を活用・発信して、さらなる地域活性化を目指す」と展望を語った。
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