永山駅近く、温浴施設「竹取の湯」などがあるジョイパックアミューズメント株式会社ヒューマックスパビリオン永山と多摩消防署はこのほど、協定を結び、署内で締結式を行った。
協定内容は、震災や風水害などの大規模災害が発生した際に、消防職員が一時休息できる場所を同社が提供するというもの。また、市内で発生した災害情報、避難所や応急救護所の開設に関する情報の提供、民と官が保有する相互の力を活用した連携を行い、地域の安全安心につなげるといった内容も盛り込んだ。
協定式には同社から山本安秀レジャー営業部部長、平山文太郎企画室PRグループマネージャー、ヒューマックスパビリオン永山の横山竹晴館長、竹取の湯の大勝義一支配人、小川勉多摩消防署長、金子洋一郎副署長らが出席した。
小川署長「感謝」
小川署長は「大規模災害時は終わりの見えない消防活動を昼夜にわたり展開していくことになり、休息をしながら活動をしていくことになります。災害時、消防署内は常に一刻を争う事態となり、大声が飛び交うこともあります。充分な休息を取ることは難しく、この度の協定は大変ありがたい」と感謝の気持ちを表した。横山館長は「昼夜災害に立ち向かう消防士の皆さんに何かできないかと考えております。今後は消防団の皆さまにも当館の施設を利用していただけるよう、協定内容を広げる計画をしています」などとコメント。
同施設と同消防署は交差点をはさんで建物があり、今年1月の大雪の際に協力して除雪、休息場所の提供を行ったことから、同社が安全・安心な地域づくりに関する協力をしていきたいと今回の締結に至ったという。
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