多摩聖蹟ウォーク&ランを立ち上げた 齋藤 潤さん 一ノ宮在勤 53歳
大好きなスポーツで交流
○…聖蹟桜ヶ丘エリアで多摩川河川敷周辺を走る「多摩聖蹟ウォーク&ラン」を高校の後輩と共に立ち上げた。「まちを盛り上げるために何かしたかった。地域の方が自由に参加できる機会にしたい」と力をこめる。4月から毎週土曜日に開催し、友人を誘ったり、口コミで参加する人もあり、「走っているみんな目がキラキラしている。会話も楽しいですね」と充実した表情を見せる。
○…学生時代から陸上部に所属し、長距離選手として競技に打ち込んだ。大学卒業後、愛川町役場の職員として働きながらもマラソンやトレイルランニング、トライアスロンなど走ることに夢中になっていた。役場ではスポーツ振興課に長く勤めた。「レクリエーションやイベントなどで健康増進を図ってきた。スポーツ好きとしては楽しかった」と振り返る。
○…厚木市で生まれ育つ。高校生の時は駅伝で関東大会に出場したことも。市のスポーツ推進委員を長年務めながら役場の職員として働き、この春に退職した。高校の後輩が聖蹟桜ヶ丘にあるランニングショップを経営するタイミングと重なり、誘われて店舗運営に携わることに。「好きなことにチャレンジできる。家族からも背中を押してもらった」と接客業に転身した。「もともと通っていたお店。何かの縁を感じるよね」
○…多摩市内は学生時代によく遊びに来ていた。「久しぶりに来たらにぎやかなまちになっていて驚いた」と笑うが、厚木市の自宅から自転車やランニングで通うなど早くも充実した日々を送る。多摩川河川敷には商業施設などが整備され、汗を流した後に過ごすには最適だという。「お店に来てくれた方や年配の方も参加してくれてうれしい。地域に広まってくれるといいですね」
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