多摩市内にも支店を持つ多摩信用金庫(本店=立川市、金井雅彦理事長)は6月27日、公益財団法人東京都農林水産振興財団(寺崎久明理事長)の東京緑化推進委員会に100万円を寄付した。多摩地域の森林保護やさまざまな社会課題の解決に向けた取り組みに活用される。
同金庫の創立90周年を機に取り扱った「たましんSDGs支援融資」の取り組みの一環。都内の中小企業や組合に対し、中小企業のSDGsの取り組みやサプライチェーン全体での脱炭素化への取り組み強化を支援することを目的に昨年10月から半年間取り扱った。融資実行金額52億円に対し、10億円あたり20万円を同金庫が寄付金として拠出した。
本店で催された贈呈式で、金井理事長から目録を受け取った寺崎理事長は「森林を次代へ引き継ぐことはSDGsの達成につながる。森林整備や都市緑化、啓発などに大切に使わせていただきます」と感謝を述べた。