多摩ニュータウンまちづくりステーションがこのほど、グリナード永山5階に開設された。多摩ニュータウンの再生に向けた取り組みと魅力を発信している。
東京都はコロナ禍を経た新たなライフスタイルの浸透やデジタル化の進展といった近年の社会情勢をふまえた多摩ニュータウンのあり方について検討を進め、2024年1月に「(仮称)多摩ニュータウンの新たな再生方針」(素案)を公表するなど、多摩ニュータウン再生に向けた取り組みを実施している。
この施設では多摩ニュータウン再生に向けた都の施策の紹介のほかに、南多摩尾根幹線道路4車線化に関する資料、多摩ニュータウンの魅力や歴史が分かる書籍や資料の展示、多摩モノレールに関するパンフレットの配布、市周辺で行われているイベント紹介などが行われている。
施設には都の職員が常駐しており説明を聞くこともできる。東京都都市整備局多摩まちづくり政策部の榎戸慶一さんは「都の取り組みに関心のある方はぜひ来てほしい。市民の方々のニーズを把握できる機会になればと思っている。まちづくりに関するヒントを頂けることができたら」と話している。
開設時間は平日の午前10時から午後5時まで。問合せは多摩まちづくり政策部多摩ニュータウン課再生推進担当【電話】03・5320・5472。