多摩市社会福祉協議会多摩ボランティア・市民活動支援センターは7月28日、二幸産業・NSP健幸福祉プラザ(多摩市総合福祉センター)で災害ボランティアセンター設置・運営訓練を実施した。市内で地震や水害が発生した時を想定して行われたもの。
支援事業者が参加
当日は同センター職員など70人が参加した。ボランティア役と災害ボラセン運営スタッフ役に分かれて、システム開発事業者「株式会社コンサイド」の災害ボランティアセンター運営支援システム「JoyLinks」を活用し、ボランティア受付、被災者ニーズのマッチング、資材の貸し出しなど災害ボランティアセンターの一連の流れを訓練した。このシステムを活用することで受付やマッチングなどの手続きを効率よく進めることができたという。
また、通信事業者「KDDIエンジニアリング株式会社」の協力もあり、災害時に活用されている衛星通信のスターリンクや車載型基地局の展示もあり、参加者は真剣な表情で機能の説明に耳を傾けていた。
災害発生時、同協議会は災害ボランティアセンターを立ち上げ、被災者・被災地支援を行う。同協議会は「災害時にはお互いが助け合えるよう、市民の皆さまの協力をお願いいたします」と話している。