自由民主党の新総裁が決まり、10月27日に解散総選挙が実施される可能性が高まった。新たな区割りになり初めて行われる時期衆議院選挙。東京30区は多摩市、稲城市、府中市が1つの選挙区となり、現職で自由民主党の長島昭久氏に新人候補が挑む構図となりそうだ。※9月30日起稿
2022年12月に「区割り改定法」が施行され、それまで東京21区と23区に分かれていた多摩市は、市全域が30区になり、隣接する稲城市、多摩川をはさんだ位置にある府中市との3市で30区として新設された。これまで選挙区にあった八王子の一部、立川、日野、国立、町田市の一部とは切り離された形だ。
新選挙区での現職は21年の選挙で7選を果たした自由民主党の長島昭久氏(62)。これに日本共産党の早川寛氏(44)ら新人候補が挑む構図になる。
各氏のコメント
長島氏は内閣総理大臣補佐官、防衛副大臣などを歴任。「外交安全保障、子ども子育て未来保障、多摩エリアの発展、三多摩エリアの格差解消に取り組む」と話す。
早川氏は日本共産党南多摩地区常任委員、同地区委員長などを歴任。「企業団体献金は全面禁止。最低賃金時給1500円以上。消費税減税」などを掲げる。
立憲民主党東京都連は新人候補を擁立する意向だが「まだ党本部からの公認がおりておらず確定ではない」としている。
30区の選挙人名簿登録者数と在外登録者数の合計(9月2日時点)は、42万432人となる。
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