巨人軍が協力
読売巨人軍ジャイアンツアカデミーによる野球体験会が10月31日、市内和田の緑ケ丘幼稚園(有馬篤樹園長)で行われた。同幼稚園で例年、遊び感覚で行っている野球体験会で、年長クラスの園児120人以上が参加した。
ジャイアンツアカデミーの指導者のもと、年長4クラスごとに分かれ、園庭を使ってバッティングや投げる動作を体験し、園児らは真剣な表情で取り組んでいた。
有馬園長によると、普段プレーすることの少ない野球を通して、子どもたちが少しでも身体を動かす楽しさを感じてもらえればと思い企画している。幼児期に身に付けたい36の基本動作にも含まれている「打つ」「投げる」という動作は子どもたちの脳神経や様々な発達に有効と考えており、そのような動作を指導してもらえるという利点もある。
有馬園長は「広い園庭で伸び伸びと楽しく行うことで、今後の運動を楽しく行うきっかけになれば」と話していた。
指導にあたったジャイアンツアカデミーの辨野さんは「野球人口のすそ野を広げる活動をしており、年間300近く体験会を行っている。その中でも緑ケ丘幼稚園の園児は話をよく聞いてくれる。人数が多いので、時間をもっとかけたいぐらいです」などと話した。
入団した卒園生も
同幼稚園の卒園生にはジャイアンツに入団した選手がいる。2022年育成選手ドラフト2位で加入した田村朋輝選手だ。強いストレートが武器の投手で一軍の試合に出場をめざしている。
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