多摩市内を中心に活動する多摩ハンドボールクラブ(宮嶋良考代表)は11月2日、プロハンドボールチーム・ジークスター東京との提携に基づく「ジークスターハンドボール教室」を多摩第一小学校と多摩市立総合体育館で実施した。
会場には、ジークスター東京のスター選手たちによる指導を受けようと、多くの小学生たちが集まった。
今回は、幼児から小学3年生を対象とした第一部が第一小体育館で、そして小学4年生から6年生対象の第二部が総合体育館で行うという2部制で実施された。それぞれ多くの子どもたちが参加し、プロの指導に真剣な表情を見せていた。
基礎から実践まで
第一部では、東江雄斗選手、ピサノライアン海夏人選手、佐藤智仁監督が登場。子どもたちに基礎から丁寧にハンドボールの楽しさを伝えると、参加者からは歓声が上がった。午後の第二部には甲斐昭人選手、小山哲也選手、高間アミン選手が来場し、より高度なテクニック指導に加え、実践さながらのプレイも披露した。宮嶋代表は「プロ選手たちの熱心な指導に、参加者も一層集中し、夢中でハンドボールに取り組む姿が印象的でした」と振り返る。
練習後は交流も
また、教室終了後にはサイン会も開かれ、選手たちとの直接のふれあいに子どもたちの笑顔があふれた。宮嶋代表は「ジークスター東京の選手たちと子どもたちが触れ合う機会が得られたことに感謝しています。多摩ハンドボールクラブの活動が地域に根付くためにも、今後もこうした教室を継続していきたい」と話し、地域スポーツの発展への思いを語った。
プロの技術に触れ、直接指導を受けた子どもたちにとって、貴重な体験ができた一日となった。