多摩市防衛協会(小礒明会長)がこのほど発足し設立総会が10月19日、リンクフォレストで開かれた。発足まで1年近く準備を進め、会社経営者や弁護士、消防団員、自治会役員など100人ほどの会員が加入した。
小礒会長は「総会には大勢の方にご参加いただいた。会員の職業も幅広く活発な活動ができるのでは。みなさんが気持ちよく活動できるような運営をしていきたい」と期待をこめた。
自衛隊活動を支援
同会は民間防衛意識の普及高揚を図り、他地域の防衛協会との連携を深め自衛隊活動を支援し協力することなどを目的に掲げている。具体的には自衛隊への理解を深める研修会の実施、会員相互の親睦と自衛隊員との交流促進、近隣防衛協会との交流などがある。
また、府中基地観桜会、自衛隊音楽祭、立川駐屯地航空祭の参加。陸上自衛隊第一師団部隊視察、海上自衛隊観艦式、航空自衛隊百里基地航空祭の見学などを行うとしている。
小礒会長は「自衛隊は現在、自然災害が発生した被災地でよく活動している。感謝する気持ちを持つと共に、多摩市内が被災地になった際に、連携できるように普段からつながりをもつことが重要」と語った。