小倉百人一首競技かるたの女性最高峰「クイーン」を決める第69期クイーン位決定戦に多摩市内在住の矢島聖蘭さんが出場する。矢島さんは1月11日(土)に滋賀県大津市の近江神宮で開催される決定戦で現クイーンの井上菜穂さんと対戦する。
小倉百人一首競技かるたの日本一を決めるタイトル戦のクイーン位決定戦。今回、この決定戦に臨む挑戦権を得たのが市内在住の矢島さんだ。小学生の時に競技かるたを始めた矢島さんは、中学生で日本一に輝くなど活躍した。
中学卒業後に進学した関東第一高校では、かるた部に所属し、2年生と3年生の時に「競技かるたの甲子園」と呼ばれる全国高等学校選手権大会で個人・団体で2連覇を果たした。
「次の目標はクイーンになること」と語っていた矢島さんは、10月に開かれた東日本予選会に出場し代表の座を獲得。現クイーンと対戦する挑戦権に必要な西日本代表の薄井恭子さんとの対戦に臨んだ。この対戦を制した矢島さんは初めてクイーン位決定戦へ駒を進めた。
当日は男性日本一を決める名人位戦も行われる。それぞれ5回戦が予定されており、いずれも先に3勝した人が日本一の称号を得る。対戦はインターネット中継(動画サイト・ユーチューブ)で生配信される。1回戦は午前9時40分から。
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