旧多摩聖蹟記念館2025年冬季企画公募展「聖蹟KAKIZOME書道展」が3月2日(日)まで、同記念館(連光寺5の1の1/都立桜ヶ丘公園内)で開催されている。主催は多摩市教育委員会。
同記念館は、明治時代初期に明治天皇が兎狩りなどを目的に4度、連光寺を訪れたことを記念して建てられた洋風建築。昭和5年に初代警視総監や宮内大臣を務めた田中光顕が発起人となって建築された。
課題作品を展示
田中光顕は、土佐出身の志士であったため、同記念館では幕末・明治期に活躍した人々の書画を数多く所蔵している。今回はそれらの書画のなかから新春にふさわしい作品と田中光顕が春の連光寺行幸を思って詠んだ和歌を展示する。現在は、市民から募集していた、課題作品などの展示が行われている。
「鶯」などの書初め
市民から募った書初めは半紙に「聖蹟」「関戸」「鶯」のいずれかの言葉を書くものと、田中光顕の3つの和歌から1首を選んで書くというもの。応募作品の展示は1月30日(木)から3月2日まで(応募多数の場合は期間内に展示替えを行う)。
入館料は無料。開館時間は午前10時から午後4時まで。休館日は毎週月・水曜日(祝日除く)と1月28日(火)、2月13日(木)、18日(火)、25日(火)、27日(木)。問合せは市教育委員会教育振興課文化財係【電話】042・338・6883。
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