市立和田中学校に通う矢島聖蘭(せいら)さん(12)=和田在住=が4月13日、米沢市武道館で行われた「第20回上杉杯争奪全国競技かるた大会」で優勝した。その結果、全日本かるた協会が定める級位のA級に最年少で昇級した。
今年1月に行われた「全国競技かるた小学生選手権大会」、3月に行われた「全国競技かるた小・中学生選手権大会」の6年生の部で、それぞれ優勝し、日本一に輝いた矢島さん。級位は3級で、同協会が定める公式大会で優勝するか、準優勝2回でA級への昇級がかかっていた。
そうした中、中学生になって初めて臨んだ今大会。強敵との対局が続く中で「プレッシャーを感じていたけど、楽しもうと思っていた」と6回戦を勝ち抜き、見事優勝。昇級を決めた。「本当は小学生のうちにA級になりたかった。でも優勝して昇級できて嬉しかった」とその時の心境を語る。
目下の目標は、8月に行われる「全国競技かるた中学生選手権大会」の団体戦で東京都代表に選ばれること。その予選会が6月に行われる。1回でも負けると選ばれない。「7人の中に入りたい」と抱負を語る。
女流ナンバー1の”クイーン”になることを目指し、熱い戦いが続く。
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