市民参加型イベント「永山フェスティバル」が9月21日・22日の2日間、永山駅周辺で盛大に開催され、多くの人出で賑わいを見せた。
永山地区の地域住民や市民団体、企業、市で構成される実行委員会が主催する同フェスティバル。今年で22回目を迎えた。
永山駅周辺の地域住民や市民団体らの交流を通じて、地域の活性化と元気な街づくりを目的に、市民・企業・行政が一体となって企画から運営まで作り上げられ、毎年多くの団体が参加して盛り上がりを見せている。
今年も2日間にわたって、100を超える団体が参加。今年は、プレゴ前に新しくステージが加わり、グリナード広場、うぇるかむ広場の3カ所にステージが設けられ、ベルブホールなど5つの会場で、ダンスや大道芸、バンド、日本舞踊、和楽器、演劇、フォークソングなど、様々な団体によるパフォーマンスや演奏などが披露された。今年も、多摩市のご当地アイドル「des ailes26(ディゼル)」やグリナード永山のダンスヴォーカルショータイムレギュラーの「三姿舞」、和太鼓アイドルユニット「東京おとめ太鼓withSAYA」の他、民謡アイドル・永峯恵さんらも出演し、コラボしたステージを披露するなど、会場を盛り上げた。
また会場には、同フェスティバルの特長でもあるリユース食器が利用された様々な団体や企業による飲食ブースや縁日が出店され、各ブースで行列ができるほどの人気ぶり。さらにベルブ館内などでは、市民団体による展示や、体験ワークショップなども開かれ、来場者も見る、聞くだけでなく参加して、イベントを楽しんだ。
2日目の途中から雨が降り始めたものの、フィナーレでは、永山地区活性化シンボルキャラクターの「永どん」をはじめ、出演者らがステージにあがり、「NAGAYAMA SONG」を会場が一体となって歌い上げ、盛況のうちに幕を閉じた。
荒木喜美子実行委員長は「今年はプレゴ前に新しくステージができて規模を拡大して開催することができた。昨年から準備してきた皆さんの力の集大成として良いイベントになった。今年も多くの方に来場していただき、楽しんでいただけたと思う」と声を弾ませた。続けて「永山駅周辺の活性化が永フェスの目的。市民団体、企業、行政が一体となって目指していきたい。これぞ”永山魂”というところを見せられたのでは」と話していた。
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