NPO法人どんぐりパンが5月27日から実施しているお弁当の配布。店舗に取りに来ることができない家庭へ毎回配送を行っている。その配送役を6月3日、17日に担ったのが(株)ヴァリアント・パチンコ事業部の矢部明さんだ。
聖蹟桜ヶ丘駅近くで「マイニチWOW'ON桜ヶ丘店」を運営する同社。これまで地域貢献活動として店舗周辺の清掃を行ってきたが、より活動を広げようと2年前から、景品であたったお菓子をお客さんに寄付してもらい、地域の子ども食堂へ寄付を行っていた。
今回、新型コロナウイルスの影響で4月10日から店舗を休業。その間に何かできることはないかと思案し、多摩市社会福祉協議会に相談したところ、どんぐりパンの弁当の配送があることを知った。それを快諾し、6月3日と17日にどんぐりパンの冷蔵トラックで聖蹟桜ヶ丘で子ども食堂を実施している「ピンクララタマ」や、市内の家庭に弁当などを配って回った。
矢部さんは「今回こうしてお手伝いができて自分の世界観も変わった。お菓子も喜んでいただけていて嬉しい」と話す。続けて「社内の他の事業部でも協力できることがあると思うので今後検討していきたい。こうした活動をお客様にも知っていただき、協力、活動の輪を地域で広げていければ」と意欲を見せた。
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