「みんな集まって、礼」「二人一組で投げ技を」--。厳かな雰囲気のなか、うちなる闘志をもち、相手に立ち向かう合気道愛好者の姿が見られるのが、東寺方の市立総合体育館などを拠点とする「多摩合気会」の稽古だ。子どもから高齢者が在籍する同会は昨年、創立40周年。市内に住む愛好者らの受け皿となってきた。
創設者である藤野弘雅・道場長は「体格に関係なく、相手を制することができる点が合気道の魅力の1つ。技は自身の身を守り、稽古は心身を強くしてくれます」と笑顔。稽古はそれぞれのペースで行うように指導しているものの、「遊びではない。妥協しないように」と伝えているという。
親子で
ドラマで合気道について知り、興味をもったことから、母親の美智子さん、妹の心晴美さんと共に入会した小坂心結美さんは「技を覚えられてうれしい。小さな力で倒せるのが楽しい」と笑顔で話している。
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