アメリカ・メジャーリーグで活躍する大谷翔平選手が全国の小学校に寄贈している「大谷グローブ」。年明けから市内小学校にも到着しており、東寺方小学校では1月24日、放課後子ども教室で児童らにグローブが披露された。
大谷選手が寄贈したグローブは低学年用で、右利き用2個と左利き用1個。一緒に「このグローブが、私たちの次の世代に夢を与え、勇気づけるためのシンボルとなることを望んでいます。野球しようぜ」などと書かれたメッセージが添えられている。多摩市教育委員会に昨年末到着し、今年に入って市内各小学校に配送された。
「野球しようぜ」
東寺方小学校では、毎週水曜日に行われている放課後子ども教室でお披露目することを、ボランティアで児童を見守っている朝倉泰行さんが考案した。午前中の授業を終えた児童が集まり、グローブが披露されると、大谷選手から贈られることを知っていた児童から歓声の声があがった。
グローブを手にした清水奏陽くん(2年)は「デザインがかっこいい。やわらかくて使いやすい」と感想を話した。向井明良くん(2年)は「グローブを使えてうれしい。二刀流の大谷選手には活躍してほしい」などと話していた。体育館でキャッチボールをしていた児童らは「野球しようぜ」と叫び、朝倉さんが用意したバットをもって外に出て野球を楽しんでいた。
朝倉さんは「憧れの大谷選手がグローブを送ってくれるのはうれしいね。子どもたちも楽しんでいて良かった」と話した。市教育委員会の千葉正法教育長は「各小学校で子どもたちがすでに使用しており喜んでいるという話を聞いている。野球への裾野が広がるのでは」と話していた。
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