市内和田の緑ケ丘幼稚園(有馬篤樹園長)で7月13日、夏季恒例の盆踊り会が行われ、在籍数約370人の園児とその家族が訪れた。踊りは年少・年中・年長クラスごとに行われ、広い園庭に設置された本格的なやぐらの周りは笑顔であふれていた。
有馬園長は「園児やご家族の方々が浴衣を着て、保育の中で練習してきた盆踊りを見事に踊っていました。日本古来の文化に親しみ、家族で夏の夕方を楽しむひと時となったのではないでしょうか」と話していた。
四季折々に催し
同園では、大切な幼児期に本物体験の積み重ねの一環として、四季折々のイベントを子どもたちと楽しみながら行っている。七夕には大きな竹に短冊をつけ=写真下、七夕の歌を園内外に響くように元気に歌っていた。
9月には恒例の「緑ケ丘フェスタ」を今年も開催する。子どもの個性や感性があふれた作品展と保護者有志の出店などもある祭典が予定されており、園児だけではなく幼稚園関係者全員が盛り上がるという。
有馬園長は「子どもたちも親御さんも『えがお、キラリ、かがやく』ことができるよう、質の高い保育とともにさまざまなバリエーションのある子育て支援を徹底して行います」と話し、その教育方法は市内外から注目を浴びているという。「今後の持続可能な社会において幼児教育はとても大切であり、環境、人との関わりやコミュニティ、防犯防災といったテーマを緑ケ丘幼稚園は常にリーダー的に進んでまいります」と有馬園長。今後の取り組みに注目が集まる。