昨年7月1日にオープンし、今年8月に全国トップクラスの早さで来館者100万人を突破した多摩市立中央図書館。若い人の利用が増えており、多摩センターを代表する施設の一つとなっている。今年4月に館長に就任した渡邊哲也さん(54)に多摩センターへの思いを聞いた。
沿線沿いの稲城市に住んでいた幼少期、多摩センターを意識した記憶が残るのは10歳の時。「当時、多摩センターにイトーヨーカドーができたと友だち同士で話題にしたことを覚えています。遊びに行くことはなかったですが、中学・高校生時代は学校までの乗り換えでよく利用していました。学校のスクールバスに乗っていたので、青春時代に多摩センターをよく利用したことを覚えています」と話す。
生活の一部に
多摩市役所に入庁後は、たびたび訪れており、「ドライブインシアターがあったりして人も多かった。にぎわいを感じていました」と話す。館長に就任してからは駅から図書館までの道のりを歩いている。「歩くと夏は暑くてきつかったですね」
渡邊さんは「休日には家族で食事や服を買いに来たりしていますね。ココリア多摩センターにある飲食店をよく利用しています。あと最近は最新の本を眺めるのが好きなので、丸善さんや啓文堂さんに寄ることも増えましたね」と話す。多くの人が訪れる図書館について「周辺の公共施設や民間施設と連携して地域を盛り上げていきたいですね」と語った。
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