(社)大和青年会議所(大和JC)の第34代理事長に就任した 薩田 衛(さった まもる)さん 大和自動車(株)専務取締役 38歳
街のため、行動あるのみ
○…未曾有の震災に見舞われた昨年。大和のB級グルメNo.1を決定する「大和Y─1グランプリ」など、予定していた主催事業の多くを中止せざるを得なかった。しかし、復興支援イベントを立ち上げたり、メンバーらで宮城県石巻市に物資を運搬したりと、迅速な支援活動を実施。各方面から高い評価を受けた。「今年も被災地支援を続けながら、大和を活性化するイベントにも取り組みたい。難しい舵取りになるが、こなしたいですね」と意気込む。
○…大和生まれの大和育ち。向上高校を卒業後、「英語を話したい」と一念発起し、アメリカに留学。英語学校、コミュニティスクールで合わせて4年間学び、帰国した。自動車メーカーでの修行を経て、祖父が創業した大和自動車(株)に入社。父と弟と共に働いている。2006年に、親交のあった大和JCの会員から声をかけられ、例会にゲスト参加。その日の内に入会を決めた。「今、思えば宴席での勢いでしたね」と冗談めかして笑うが、以来5年に渡り、率先して地域活性化に尽力し続けている。
○…多い時は年に30回以上通っていたほどのゴルフ好き。向上高校時代にはゴルフ部に所属し、全国大会にも出場した腕前の持ち主だ。ちなみにベストスコアは69。神奈川アマなど、名だたる大会にも出場している。ただ現在は、もうすぐ2歳になる息子さんが可愛くて仕方ない様子。奥さんも含め、一緒に旅行するのが最大の息抜きだ。「今だったらゴルフよりも家族を優先する…かな」と苦笑を浮かべる。
○…今年の大和JCのスローガンは「ACTION」。2年ぶりのY─1グランプリ復活はもちろん、近隣のJCと連携したイベントも進行中だ。復興支援の一環として、被災地で例会を行うことも考えているという。「魅力ある活動を継続していくことが、新会員の増強にもつながるはず。今年は自分を犠牲にしてでも行動あるのみです」
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