生活地域をゾーンとして区域設定し、区域内での自動車の最高速度を30キロに規制する「ゾーン30」が市内4カ所に設定された。神奈川県公安委員会が区域設定し、大和市が年明けにも入口の48カ所に路面標示を行う。
「ゾーン30」は各都道府県の公安委員会が地域の声や事故状況などに基づいて区域を定め、各都道府県の警察が車両に対して時速30キロの速度規制をする取り組み。警察が道路を管理する市などと連携して安全対策を実施する。
2012年度に県公安委員会が県内7警察署管内に29カ所を指定、整備した。
13年度は県内61カ所、大和市内では今年9月に大野原小学校周辺の「上草柳7丁目地区」、深見小学校周辺の「大和南1丁目地区」、柳橋小学校周辺の「柳橋1丁目地区」、県道56号線北側の「下鶴間地区」の4カ所が区域設定され、すでに標識が設置された。
市はこの4カ所のゾーン入り口48カ所の路面に「ゾーン30」の文字を標示するため、2013年度一般会計補正予算案に175万円の予算を計上。補正予算案の可決を待ち年明けにも路面標示に着手し、2014年度の予算編成で区域内のカラー舗装や路側帯の設置などに必要な予算を盛り込む方針。
速度規制について大和警察署は「区域内は生活道路なので指導や警告が中心となるが必要に応じて取り締まりも行う」としている。
大和市道路安全対策課では「ゾーンの指定は公安委員会が決めるため、いつどこが指定されるかはわからない。今後も地域の声や交通事情などを警察に伝えていく」としている。
関連する補正予算案は、今日29日の市議会環境建設常任委員会(三枝修委員長)で付託審査される。
つき中生2人が紙面づくり体験
大和市立つきみ野中学校の2年生男子生徒2人が、27日と28日の両日にタウンニュース大和編集室で紙面づくりなどを体験した。
来社したのは、2年生の飯塚稜汰くんと佐藤大喜くんの2人。
取材時に大切な事前の情報収集や効果的な写真の使い方など、紙面づくりの仕組みや方法などを記者から説明を受けた。2人には記事中の写真に解説役として入ってもらった=写真上。
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