大和初の「認知症カフェ」 本人・家族が集う場づくり
認知症の人と家族、地域住民、専門職等の誰もが参加でき集う場が「認知症カフェ」。国が12年9月に発表した「認知症施策推進5カ年計画(オレンジプラン)」のなかで、地域での日常生活・家族支援策としてその普及が位置づけられている。
県内ではすでに鎌倉市などで同様のカフェが開かれているが、大和市でも9月から西鶴間で市内初となる「オレンジカフェ(認知症カフェ)」の取り組みが始まった。主催するのは「やまと☆オレンジプロジェクト」(石井直樹代表)。市内等で活動する介護福祉分野の専門職の有志などが集まり7月に発足した組織だ。
オレンジカフェの場所は石井さん(42)が運営する「デイサービスハッピー鶴間」(西鶴間1の11の5)。 10月19日に訪れた。
時間の経過と共に近所のお年寄りや家族、福祉関係者が集まってくる。お茶を飲みながら健康に関する世間話などが交わされる和やかな室内。
介護支援専門員で介護福祉士でもある石井さんは「地域で認知症の方への理解を深めていきたい。ご本人や在宅介護で疲れているご家族の方などに参加していただき、交流や情報交換の場にしたい。介護に関する相談も気軽にしてもらえれば」と話す。将来、カフェの場所が福祉施設だけではなく、市内の個人やお店などにも広がっていけば、と夢を膨らませている。
オレンジカフェの開催は毎月第3日曜日午後1時から4時。参加費無料。※カフェという名前だが飲食店ではない。飲食物の持ち込み自由。問合せは【電話】046・283・3900。
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