一般社団法人大和青年会議所(大和JC・二見健介理事長)が10日、大和市社会福祉協議会(高橋政勝会長)を訪れ、車いす5台を寄贈した。
これは大和JCが2002年にスタートさせた「プルタブ事業」の一環。大和市内の小中学校や各学習センター、コミュニティセンターなど約50カ所にアルミ缶のプルタブ回収ボックスを設置し、回収・集計・換金をして、車いす贈呈の財源としている。
この日の寄贈式には大和JCメンバーのほか、プルタブ事業のマスコットキャラクター「プルタン」も出席。昨年9月1日から今年9月20日までに回収した1015kgのプルタブを換金して購入した車いす5台(自走式3台、介助式2台)を送った。
式の中で二見理事長は「今年は昨年より100kg以上多いプルタブが集まった。今後もイベントなどで広く告知し、事業を継続・発展させていきたい」と述べ、高橋会長も「大和市も高齢化率が上がっており、利用者も増えている。このような寄贈は本当にありがたい」と感謝を表していた。
寄贈された車いすは、社会福祉協議会が行っている一時的・応急的に車いすが必要となった人を対象にした無料貸出し(2ヶ月間)に役立てられるほか、小中学校で行われている福祉教育事業などでも活用される予定だという。
<PR>
大和版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
<PR>