大和市はこのほど、スマートフォン向け位置情報ゲーム「イングレス」内に、市のコミュニティバスのルートを巡る「ミッション」を作成したと発表した。
陣取りゲームを基本としたこのゲームでは、青と緑の陣営が「ポータル」と呼ばれる基点を巡って陣地を奪い合う。ポータルは、実際に存在する史跡や記念碑、彫刻、郵便局などに設定されており、プレイヤーは直接その場を訪れることで、基点を自陣に組み込むことができるようになる。
大和市は、この「外出しないと遊べない」という点に着目。ゲームをプレイすることで外出機会が増え、健康増進につながるとの考えで昨年度から、イングレスを活用した事業に取り組んでいる。
今回新たに市が作成したのは、ゲーム内のミニゲームの一つである「ミッション」。ミッションを一つクリアするとゲーム内でメダルを1枚獲得できるが、市では市内を走るコミュニティバス「やまとんGO」のルートを巡る24のミッションを設定。24枚のメダル全てを順番通りに集めると、大きな1枚の絵に見える仕掛けになっている。
絵のデザインは、雑誌「ぴあ」の表紙イラストを長年描いた市内在住のイラストレーター、及川正通さんが作成。市では健康増進のほか、市外からの集客なども視野に入れている。
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