大和市は、中央林間地区街づくりビジョンに基づき進めていた旧市営緑野住宅跡地に整備する施設の実施設計を発表した。地上3階建の施設は、屋内スポーツ施設を中心に市民の健康維持や多世代・地域の交流を深める場の拠点として2018(平成30)年8月の開館を目指す。
場所は、旧市営緑野住宅跡地(中央林間1丁目)で、現在一部無料駐輪場として使用されている部分や同じ市営住宅跡地の中のスポーツ広場との間の市道も含む約5500平方メートルの土地。
施設は、15年10月に策定された中央林間地区街づくりビジョンで屋内スポーツと多世代交流施設の整備が決定。昨年4月に基本計画がまとまり、年度末に実施設計を終え、このほど発表となった。
建物は地上3階建の鉄骨造り。1階は様々な市民活動で使用可能な市民交流スペースやプレイルームが、2階には一般のバスケットボールやフットサルのコートが1面とれるアリーナを備える。また屋外の子ども広場は、2階のデッキと遊具でつながれ、立体的な遊びの空間となっている。
この後、6月議会に工事契約に関する議案が上程され、順調に進めば18年8月の完成をめざし、今年度中には建設工事に着工する。