地域の高齢者を、地域全体で見守り・支えあうネットワーク作りを行っている「みま〜も大和」(佐瀬睦夫代表)が11月20日、医療・介護関係者を対象にシリウスでセミナーを開催した。60人以上が集まったセミナーでは、「地域共生社会」に求められる考え方などが紹介された。
セミナーでは、厚労省の野崎伸一政策統括官=写真=と全国に先駆け10年前に高齢者見守りネットワーク「みま〜も」を大田区(東京都)で立ち上げた澤登久雄さんが講演した。
この日のセミナーで野崎さんは、自身の家族を例に挙げ、「少子高齢化・人口減少が突きつける構造転換は、特別な問題でなくなっており、地域共生のために『我が事』として社会参画することが重要」と提案。澤登さんは、支援が必要な人を個で支えるのではなく面で支える取組として、地域を巻き込んだ「みま〜も」を発足した経緯を紹介。「地域の誰もが主体的にかかわることで『気づき』のネットワークが生まれる」と活動の意義を語った。
地元・3社が共同のれん分け県内初
「みま〜も大和」は今年7月、社会福祉法人県央福祉会(中央/佐瀬睦夫理事長)と薬樹(株)(西鶴間/小森雄太社長)、(一社)健康コンシェルジュ日本(大和東/藤田満穂理事長)の3社が共同で発足させた。事務局を務める藤田さんが、澤登さんの講演に感銘を受けたのがきっかけで、全国で6カ所目、神奈川県内では初の「のれん分け」だ。これまでに市民向けの健康講座を2回開催している。医療・介護関係者向けのセミナーを終え、佐瀬代表は「(今回のセミナーを通して)新しい地域づくりに参加してもらえれば」と話した。
今後は2、3か月に1度のペースで市民向けに、半年に1度の割合で医療・介護関係者向けにセミナーなどを開催したいとしている。
問合せは事務局【電話】046・259・9570。
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