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大和版 公開:2017年12月22日 エリアトップへ

全国に「大和」をPR 2017年を振り返る

社会

公開:2017年12月22日

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全国に「大和」をPR

 2017(平成29)年も残り10日。今年も大和市内では様々な出来事があった。年内最終号の今号で、今年1年を振り返る。

話題さらうシリウス

 昨年11月3日に開館した大和市文化創造拠点「シリウス」は、ちょうど1周年式典が行われた11月3日、来場者数が300万人に到達した。開館から135日で100万人、257日で200万人とハイペースを維持。夏休みの学生利用などがペースを早めたか、200万人からわずか100日余で大台に到達した。おしゃべりを制限されない、飲食可能など「図書館」の常識にとらわれず、各フロアに多くの座席を要した新しい「居場所」として多くのメディアにも紹介された。

来年5月完了予定空母艦載機移駐計画

 1月20日、防衛省から米海軍空母艦載機の山口県岩国基地への移駐計画が発表された。11月から段階的に部隊を移し、来年5月に完了するスケジュール。6月には岩国市の福田良彦市長が受け入れを表明。8月には、第一陣が岩国基地に到着した。

 その矢先の9月1日から5日にかけ、厚木基地を使っての離着陸訓練が5年ぶりに行われた。爆音を轟かせ「タッチアンドゴー」を繰り返すスーパーホーネット。折しも訓練期間中に北朝鮮が核実験を行うなど、緊迫感が高まる日が続いた。

 11月には第2陣の移駐が始まっている。

台風直撃衆院選

 北朝鮮の脅威を背景に、臨時国会冒頭の「国難突破解散」となった衆議院は、10月10日公示、22日投開票の選挙戦に突入した。

 一票の格差を是正するため、新しい選挙区の区割りが7月に施行され、大和市を含む神奈川13区から、座間市の一部が除かれた。

 突然の解散で、一部の投票所は、投票日当日使用できない事態となり、プレハブを建てたり、会場を変更したり、と対応に追われた。また投票日当日、台風の接近が予想されていたことから、前日の土曜日には、期日前投票を済ませようと、市役所には長い行列ができた。この日だけで7825人が投票、期日前の投票者数は過去最高となった。

 台風の影響もあり、投票率は過去最低を更新。選挙結果は、民進党を離党し、小池百合子代表(当時)率いる希望の党から立候補した太栄志らをダブルスコアの大差で退けた自由民主党の前職・甘利明氏が12回目の当選を決めた。

日本記録、甲子園金メダル、プロ入りも

 スポーツの分野では、国内にとどまらず、世界でも活躍する大和出身選手が目立った1年だった。

 市内在住で、昨年リオ五輪に選出された青木智美さんが、7月にハンガリー・ブタペストで行われた世界水泳選手権に、女子4×200mリレーのメンバーとして出場。日本記録を更新して5位に入賞した。青木選手は、9月に愛媛で開催された国体にも神奈川県チームのメンバーとして出場。リレーの2種目で優勝を飾っている。

 聴覚障害者の「オリンピック」と言われるデフリンピックに、市内から男子サッカーの桐生聖明選手と女子バレーボールの三浦早苗さんが日本代表として出場した。前回大会にも出場し、銀メダルに終わった三浦さんは、長身を生かした得意のブロックで、金メダル獲得に貢献した。

 高校生の活躍も目立った1年だった。

 高校野球では、岩手県代表・盛岡大附属高の三浦瑞樹投手(引地台中卒)と福島県代表・聖光学院の川島嘉斗選手(光丘中卒)の2選手が甲子園出場を決めた。特に三浦投手はチームを夏の大会初のベスト8に導く活躍を見せた。

 また、つきみ野中出身で星槎国際湘南高(大磯町)の本田仁海投手が、オリックス・バファローズからドラフト4位で指名された。大和出身のプロ野球選手誕生は、2009年に広島カープに5位指名された伊東昂太さん(引退)以来。

 「春高」の常連、大和南高校女子バレー部は12年連続(13回目)の出場。準々決勝で、この大会優勝した下北沢成徳に敗れたものの、公立高校で唯一のベスト8に入った。今年度は11月に県大会を優勝し、14回目の出場を決めている。1回戦は来年1月4日(木)、長野県代表の松商学園と対戦する。

 大和南高校では、ダンス部もアメリカ・カリフォルニア州で行われた世界大会に出場。華麗なダンスを披露した。

 残念だったのが、女子サッカーの大和シルフィード。チャレンジリーグEASTを2位で通過し、プレーオフに臨んだが、昇格圏には入れず、2年連続で「なでしこリーグ2部」昇格はかなわなかった。雨の中、一縷の望みをかけた最終戦も勝ちきれず、選手たちは悔し涙を浮かべていた。

 ※ ※ 

 その他、主なニュースは次の通り。

【1月】新成人2207人が誕生。「成人式」は成人式大賞を受賞。

【2月】大和市版オリンピック開催決定。開幕は2018年7月16日。

【3月】シリウスでNHKのど自慢大会。20組の本選出場をかけた予選会に250組が参加。

【4月】FMやまとが開局20周年。2年連続待機児童がゼロに。大和市出身の及川正通さん、村上もとかさんデザインの婚姻届発売。大和市がサッカーJ1・横浜マリノスのホームタウンに。

【5月】中央林間に整備予定の屋内スポーツ施設の実施設計まとまる。完成は来年8月予定。

【6月】三機工業株式会社の土地の一部を日本生命保険相互会社が借り受け、大型物流施設に。来春に工事着工。完成は2019年11月予定。

【7月】G20サミットに先立ち行われた「Girls20サミット」日本代表に市内西鶴間の中村茜さん。

【8月】東京五輪に備え、大和警察署テロ等対策協議会発足。

【9月】認知症徘徊者の事故に備え、大和市が保険に加入、補償額は最高3億円。イオンつきみ野が来年2月に休業、建て替え後の19年秋に再開すると発表。

【10月】大和中学校、渋谷中学校が70周年。大和中の記念式典には、同校OBでノーベル賞受賞の根岸英一さんも参加。

【11月】医師会・歯科医師会・薬剤師会の3師会が初の合同研修会。

【12月】全消防署所にドローン配備へ。
 

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