「2018やまと成人式」で実行委員長を務める 清水 仁志さん 草柳在住 20歳
思い出に残る式を
○…間近に迫った成人式。元気でフレンドリーなリーダーのもと実行委員会の話し合いは穏やかな雰囲気で進んでいたが、話を聞くと「実は焦りや不安もあるんです」とポツリ。ただ、心配だからこそ余念はない。「思い出に残る式」にするため、昨年の夏から平日の夜などに時間を縫って何度も実行委員会を開催し、会の進行役・まとめ役として奮闘してきた。
○…脳裏に焼き付く、あの熱気と興奮。工夫を凝らした演出で県内初の「成人式大賞」を受賞した昨年の成人式に、「次年度新成人」の立場で参加していた。「実行委員会の団結力があり、会場の盛り上がりがすごいと思った」。来年は自分がこの空間を創りたい―。昨年と比較されるプレッシャーを感じながらも、迷いなく委員長に立候補した。
○…地域でボランティアを長く続け、2011年には善い行いをしたとして「大和市青少年善行ほう賞」を受賞している。きっかけは、小学4年生のときに始めた引地川の清掃。家の前を流れる川で清掃をしていた団体を見て、「いいことをしているな」と思い、自分から声をかけて参加するようになった。以来、「地域のお兄さん、お姉さん」として子どもの遊び相手になるジュニアリーダーズクラブ「サークルありんこ」や、介護サークルなど様々な分野でボランティアに携わる。「今は社会人なので学生の時のように、とはいかないが、年代を超えた出会いがあるので無理のない範囲でずっと続けていきたい」と地域活動への思いを話す。
○…幼い頃、地域で元気よく挨拶をして『挨拶名人』と呼ばれたほどで、今でも地域の祭りに行けば、世代問わず多くの人に声をかけられる人気者。これほどまで大和を愛し、大和に愛されるハタチの「大和っ子」も珍しい。散歩好きで、好きな言葉も「何事にも一歩ずつ」。着実に準備を進めてきた成人式の舞台で、「名人」はとびきりの挨拶を披露してくれるだろう。
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