「後半追い上げ」の作戦的中
第60回大和市駅伝大会が14日、大和なでしこスタジアムとその周辺をコースに開催され、「地区対抗の部」で大和北Aが、最大4分以上あった差を逆転し、3年連続の優勝を果たした。
大会は「地区対抗の部」と高校生以上で全員が5Km・22分以内の走力を持つ「一般A」が6区間・約32Kmで、高校生以上で走力条件のない「一般B」と「中学生の部」が5区間・約13Kmで争われた(小学生チームによる「ちびっ子の部」は5区間・1・6Kmで行われたが順位付けしない)。
「地区対抗の部」で2連覇していた大和北Aは、能渡信也総監督が、事前の選手たちへのヒアリンクで、前年までの「先行逃げ切り」のレース展開は厳しいと判断。アンカーに高校生の吉川大智選手を据える「後半追い上げ型」で臨む作戦が見事的中。最大4分以上あった差をじわじわと挽回、最後は逆に2分近い差をつけてゴールに飛び込んだ。
大和で練習専修走好会
「一般A」では、ゲストランナーとして元旦のニューイヤー駅伝にも出場したプレス工業株式会社陸上部を抑えて、優勝したのが初出場の「専修走好会C」。専修大学の陸上サークルの1〜3年生が「想い出づくりに」と参加。昨年から大和も練習拠点の一つにしており、初出場で2連覇中の「ハートブレイク」を抑え、初優勝を飾った。
その他、一般Bではテント部が、中学生の部では寺尾中男子Aが優勝した。
記念大会となった今回は、大会運営に功労のあった7団体と1個人が特別表彰を受けた。受賞者および団体は以下の通り(敬称略)。
▼大和市自治会連絡協議会▼大和綾瀬交通安全協会▼公益財団法人大和市スポーツ・よか・みどり財団▼毎日新聞社▼大和市交通指導員連絡協議会▼神奈川県大和警察署▼大和市災害救護赤十字奉仕団▼本山勇次
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