大和市文化創造拠点シリウスは開館から612日目となる7月7日、累計来館者数が500万人を超えた。当日は式典が行われ、500万人目の来館者である下鶴間在住の河原さん一家に記念品が贈呈された。
午後3時44分。河原豊さん、理恵子さん、結音(ゆうと)君(10)、双子の舞音(まいと)君(5)と美結(みゆ)ちゃん(5)の5人がシリウスに入ると、「500万人目の来館者」のアナウンスが響いた。記念式典(同拠点指定管理者やまとみらい主催)では、くす玉が割れず笑いに包まれる場面も。結音君が豊さんに抱えられて直接割り、拍手が湧いた。一家には図書館グッズ等が贈られた。
大木市長は「約1年8カ月で500万人を達成できた。おそらく日本新記録だと思う」とあいさつ。理恵子さんは「双子や三つ子の母親が集まる屋内こども広場の『にこにこたまご』に参加するためシリウスにはよく来ていた。500万人目と言われ驚いた」と笑顔を見せた。
2016年11月3日に開館したシリウスの来館者数は、1周年記念日に300万人を達成した後も順調に増加。来館者数は、出入口の蔵書不正持出防止装置を利用し算出。入退場は区別せずに計測し、総数の半分を「来館者数」としている。