中央林間・多胡記念公園の茶室「慈緑庵」で6月29日、緑野小学校と厚木基地内のシャーリーランハム小学校の児童が合同で茶道体験を行った。
この体験は日本の伝統文化である茶道を通じて国際交流することを目的に、市内の茶道会「大和みどり会」(岩本宗翠会長)が主催する恒例行事。当日は日米合わせて約50人の児童が参加した。
広間席の体験では、日米の児童がペアを組み、互いにもてなした。シャーリーランハム小学校には日本文化を学ぶ授業があるため、手つきや作法は日本人顔負け。上手に点てた抹茶を差し出していた。
体験の後は手紙を交換して会話をする時間が設けられた。「あっち向いてホイ」のゲームでは盛り上がりを見せ、言葉の壁を越えて笑い合っていた。