全国防具空手道連盟主催の関東大会が6月16日、綾瀬市民スポーツセンターで開催され、大和市内で活動する誠志会館(人見龍誠館長)所属の下田琳溫(りおん)君(西鶴間小6年)が学年別形の部で、山口華央(かの)さん(中央林間小5年)が小学5・6年組手の部でそれぞれ優勝した。
下田君は、以前県大会で敗れたことのある相手を破って優勝した。「声も大きく出ていてキレがよかった」と振り返る。大会に向けては、ジャンプに安定感が出るよう練習を積んで臨んだという。小学校高学年から高校生までの形の部の優勝者の中から最も優れた選手に贈られる神奈川県教育長賞にも輝いた下田君。「選ばれるとは思っていなかったので素直に嬉しい」と喜びをにじませた。次の大会に向け、さらにキレをよくしたいという。
山口さんは初めての優勝。6年生も出場するため「1回勝つことができればいい」と思っていたそう。試合では冷静に相手の攻撃を避けながら前に出て戦えたことが勝利に結びついた。今後に向けて「もっと勝てるよう蹴りの練習を頑張りたい」と語った。