大和市はきょう2月1日(金)、市制60周年を迎えた。明日2日(土)には午後1時からシリウスメインホールで記念式典を開催する。
大和市の前身となる大和町が1956(昭和31)年9月に渋谷村と合併、当時の市政施行条件の一つである人口3万人以上という基準をクリアしたことで、市制施行への動きが加速した。58年8月26日の臨時議会で「59年2月1日から高座郡大和町を大和市にする」ことを、県知事に申請。9月の県議会で申請が可決され、10月20日、総理府で大和市の市制施行が決定した。神奈川県内では14番目の市制施行だった。
60周年記念表彰神奈フィル公演も
2日の記念式典は、2部構成。1部の式典は、市制60周年を記念した表彰など表彰式が行われ、49人、1組、103団体が表彰を受ける。
第2部は、神奈川フィルハーモニー管弦楽団の演奏による記念公演が行われる。ドヴォルザークやヨハン・シュトラウス2世のクラシック楽曲のほか、近藤真彦さんや杏里さん、河村隆一さんなど大和市ゆかりの歌手の曲のメドレーなども演奏される。第2部の司会で落語家の三遊亭朝橘さんのナレーションを交え、60年の歴史を映像と演奏で振り返る特別企画もある。なお式典参加の事前募集はすでに締切。当日申込みは行われない。
同日、シリウス1階のギャラリーでは午前10時から「大和市の60年を振り返る展示」を同時開催。こちらの予約は不要。午後5時まで。
市制60周年記念切手シート販売
市制60周年を記念し、日本郵便株式会社南関東支社(川崎市川崎区/清水不二雄支社長)は、2月1日から大和市制60周年記念オリジナルフレーム切手=写真左=を販売する。記念フレームは、10年前の市制50周年以来。
切手は、82円切手×10枚が1シートで税込1300円。販売部数は1000シート。昔の大和駅の様子や大和スタジアムや泉の森の緑のかけ橋などの施設、千本桜、阿波踊りや大和シルフィードなどがデザインされている。販売は、市内14の郵便局で。
なお記念フレームは5日(火)の午前0時15分から郵便局のネットショップでも購入可能。どちらも限定数に達し次第終了。
また3日(日)には、市制60周年記念健康将棋大会が中央林間の市民交流拠点ポラリスで開催される。午前10時から午後4時まで。