大和市は今日3月1日から、一人暮らしの高齢者やその家族などを対象に「大和市エンディングノート」を無料配布する。部数は6000部。配布にあわせて、作成されたノートを市が保管する「エンディングノート保管事業」も開始。作成したにも関わらず、死後にノートが発見されない事態への対策も行う。
エンディングノートとは、自身に万一のことが起こったときのために、自分自身の情報や要望を記載し、残しておくもの。無料配布は、終活に関する精神的な不安を解消し、安心した生活を送る一助となることを目的に実施される。
今回用意されたノートでは、思い出や好きなものなどのプロフィール、もしものときの治療法、葬儀や財産の希望、連絡してほしい人や渡したいものなどが、穴埋め式で簡単に記入できる。ノートの最後には、市が実施する終活支援事業などの情報も掲載されている。
希望者には保管事業も
作成したノートが死後に発見されない事態を防ぐため、ノートの配布にあわせ、市は「エンディングノート保管事業」を開始する。保管されたノートは、遺族に限り市健康福祉総務課で閲覧可能。友人など遺族以外へのメッセージがあった場合は、遺族の同意の下、メッセージを保管している旨が対象者に通知される。
発行部数は6000部で、無くなり次第終了。原則一人暮らしの高齢者が対象だが、受け取りは誰でも可能。保健福祉センター5階の健康福祉総務課、市役所情報公開コーナー、中央林間分室、渋谷分室、大和連絡所、桜ヶ丘連絡所の6カ所で配布する。問合せは、市健康福祉総務課おひとりさま支援担当【電話】046・260・5622。
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