世界最大規模のミスコンテスト「ミス・ワールド」の日本代表を決める大会が8月27日(火)に都内で行われ、市内出身の高校2年生、世良マリカさん(16)が史上最年少でグランプリに輝いた。 =中面に人物風土記
発表の瞬間、感激した様子で他の候補者と抱き合った世良さん。日本代表の証となるティアラとたすきを受け取ると、「とても嬉しく、責任を感じている。日本代表として、日本を背負っていくという覚悟をもって頑張りたい」と喜びを語った。
「満16歳以上、28歳以下の日本国籍を有する未婚女性」の条件を満たす8415人が応募した今年の日本大会。世良さんはライブ動画配信アプリ「mysta」で行われたオーディションを勝ち抜き、全国地区予選通過者とともにファイナリスト30人に名を連ねた。
審査では、モデル審査、スポーツ審査、英語審査などが行われ「mysta」での発信も評価対象になっていた。世良さんはこの部門で1位を獲得し、グランプリへ弾みをつけた。16歳での日本代表は、日本初参加の1956年以来、史上最年少。
11月に世界大会
世良さんは11月20日から12月14日の間、世界131カ国の代表が集結し、イギリスのロンドンで開催される世界大会に出場する。世界大会に向け「日本だけでなく、世界中の人が『日本代表が世良マリカでよかった』と思ってもらえるような日本代表になります」と意気込んだ。
世良さんはカナダ人の父と日本人の母を持ち、去年8月から芸能事務所に所属しモデル活動をしている。身長159cm。