9月16日の「敬老の日」を前に、大和市の100歳以上の人口が91人で、昨年同時期より6人増え、過去最多であることが本紙の調べで分かった(8月23日現在)。
「好き嫌い無く良く食べる事」
大和市は「敬老の日」にちなみ、市内在住の高齢者の長寿を祝い、9月15日時点で88歳(米寿)、90歳(卒寿)、95歳、99歳(白寿)、100歳以上の市民に敬老祝品を送っている。市高齢福祉課によると今年度の対象は1591人で、昨年より72人増。100歳以上も91人で6人増となった。
市内の最高齢者は、市内下和田の特別養護老人ホーム「和喜園」に入所する勝田みつさんで、110歳。1909(明治42)年2月生まれの勝田さんは、明治・大正・昭和・平成・令和と今年5月に5つ目の元号を迎えたことになる。市内には勝田さんを含め、105歳以上も5人いる。
9日、敬老祝い品の贈呈に訪れた大木哲市長からは、敬老祝い品の他、市内在住者で初めて110歳を迎えたことを祝い、感謝状も送られた。感謝状と祝い品を受け取った勝田さんは「どうもありがとうございます」と何度も感謝の言葉を口にした。健康の秘訣について勝田さんは「好き嫌いせず何でも良く食べることと」話した。
100歳以上30年で30倍
市内在住者で初めて100歳以上として敬老祝いを受けたのは、1980(昭和55)年の大森直太郎さん。
100歳以上の人口は、平成から令和に変わった30年の間に30倍に増加した(左表参照)。
100歳以上の人口は、昨年4月に初めて80人を超え、今年8月23日時点で初めて90人を超えており、来年の同時期には100人の大台を超える勢いだ。
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