大和市は子どもたちの安全を守るため、市内すべての公園の公衆トイレ周辺に防犯カメラを設置する。10月から設計をはじめ、2020年8月頃までの設置を予定している。
公園の公衆トイレは、利用者にとってなくてはならない施設である一方「入りやすく、見えにくい」場所であるため、犯罪者にとって好都合な死角となってしまう可能性がある。不審者の侵入防止や周囲状況の記録、犯罪発生の抑止、市民の体感治安向上を目的に、トイレのある公園に防犯カメラを増設する。
市内にある約280の公園(4月1日現在)のうち、トイレがある公園は43か所。今回対象となるのは、多胡記念公園(中央林間)や宮久保公園(上和田)など防犯カメラのない公園17か所と、南林間中央公園(南林間)や坂上公園(下鶴間)など防犯カメラはあるがトイレを撮影していない公園14か所。1か所につき2台ずつ、計62台増設される。補正予算額は、約5523万円。
4月1日現在、市内には防犯カメラが636台設置されている。今回対象の公園すべてに設置が完了すれば、約1割の増設となる。
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