社会福祉法人プレマ会(古谷田紀夫理事長)の特別養護老人ホームみなみ風に11月26日、黒岩祐治知事が視察に訪れた。
同ホームは入居者約10人で構成されるユニットでの生活を基本としたケアを行い、2017年にはサービスの質向上に顕著な成果を挙げたとして「かながわベスト介護セレクト20」を受賞した。
黒岩知事は、古谷田理事長の案内のもと屋上のソーラーパネルや、一部ベッドに試験導入されている睡眠状態を把握するロボットなどを見学。その後、施設職員との意見交換も行い、同施設で働くことの楽しさなどをヒアリングしていた。
視察を終え黒岩知事は「木材が多く使われた施設で、柔らかく明るい雰囲気。また家庭的で、ユニットはリビングにいるような感覚だった」と話した。古谷田理事長は「『自分の大切な人が利用してもよい施設』という理念や、ユニット型ケアの良さを理解してもらえたと思う」と述べた。