大和市出身で歌手・タレントの近藤真彦さん。今年でデビュー40周年を迎え、7月から始まる記念ツアーでは、地元で初となるコンサートを開催することが発表された。
近藤さんは2013(平成25)年、恩師の定年を前に「恩返しがしたい」と渋谷中学校を訪問している。
近藤さんが訪れたのは、同校で行われた文化発表会のサプライズゲストとして。当時の小川輝夫校長は、近藤さんがTBSドラマ『3年B組金八先生』に出演していた2年生の時のクラス担任。定年を間近に控えた小川校長への「恩返し」のため、近藤さんは1年前からこの日のスケジュールを空けていたという。近藤さんは「お世話になった小川先生が今年で定年ということで、地元の仲間と計画した。このような形で恩返しができて嬉しい」と喜んだ。近藤さんはこの日、体育館に集まった全校生徒や保護者らを前に「中学3年の頃、いちょう団地に住み高座渋谷駅から東京に通った。その頃から『スターになりたい』という夢をもち諦めずに頑張った。夢が叶うとは限らないが、夢をもち頑張り続けることが大切」とエールを送っている。
近藤さんのデビュー40周年記念ツアーは、7月16日(木)、17日(金)のシリウス公演で幕を開ける。近藤さんにとっては初の凱旋公演となる。