第53回日本女子ソフトボールリーグ1部の試合が9月5・6日、大和スタジアムで行われた。
当初3月開幕予定のリーグは新型コロナウイルスの影響でこの日が開幕戦に。リーグ加盟の12チームが一会場に集結するのも、残りのリーグ戦で有観客で行われるのも大和だけとあって、2日間合わせて3200人を超える観衆が集まった。
大和スタジアムでの試合開催は大和市が「トップスポーツ観戦デー」の一環として誘致に成功し実現した。
開幕戦には、北京五輪金メダリストの上野由岐子投手(ビックカメラ高崎)や山田恵里選手(日立)をはじめとする日本代表候補や各国の代表選手が出場。
試合は猛暑の中、サヨナラホームランあり、延長戦あり、と熱戦の連続。二刀流選手として活躍する藤田倭(やまと)選手(太陽誘電)は、自らホームランを放ち、さらに完投勝利を収めるなど「大和」の地でその名を轟かせた。一方、連覇を目指すチームの開幕投手を任された上野投手は、最速116Kmの直球を投げ込んだが、4イニングで6失点と打ち込まれ大敗を喫するなど波乱の試合展開に。2日目は豪雨で中断もあったが、無事に6試合が終了した。
![]() (左から)元メジャーリーガー岡島秀樹投手の“ノールック始球式”、グラブをはじいたボールは無情にもスタンドに、大和で大活躍の藤田倭選手
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