大和警察署は10月12日から、警察署独自の情報発信ツールとして、ツイッターの運用を開始した。ツイッターでは、犯罪や詐欺電話の入電状況などを直接発信する。
ツイッターは11日から始まった、安全で安心して暮らせる地域社会を実現するため、防犯活動を呼びかける「安全・安心まちづくり旬間」にあわせて開設された。
大和警察署では、これまで、特殊詐欺の注意喚起などを、市の防災行政無線などを通じて発信していた。ツイッターの開設で、警察署から直接、情報発信することが可能になった。
ツイッターでは、詐欺電話の入電状況や、不審者の出没、交通安全、防災や災害に関する情報、警察署の取り組みなどについて配信していく。
また、ツイッターを利用する、小さな子どもを持つ保護者などに興味を持ってもらおうと、同署の生活安全課では、オリジナルの塗り絵を作成してアップ。絵柄に管内である大和市と綾瀬市のキャラクター「ヤマトン」と「あやぴぃ」、県警マスコットキャラクターの「ピーガルくん」が、迷惑電話防止機能付き電話の導入を呼びかけるもので、担当者は「お孫さんが塗ったぬり絵をおじいちゃん、おばあちゃんにプレゼントしてもらい、特殊詐欺防止の呼びかけにつながれば」と期待を寄せた。
ツイッターアカウントは「@yamato_police」。左の二次元コードからアクセスできる。
協力団体がマグネット寄贈
大和地区事業場防犯連絡協議会(斎藤久美子会長)は、10月9日、大和警察署に「地域安全運動実施中」のマグネット30枚を寄贈した=写真左。
斎藤会長は「今年は、例年の防犯イベントはできないが、その分役立てていただければ」と話し、加藤秀雄署長は「防犯パトロールに使用するパトカーに貼るなどして、有効に使わせていただく」と感謝を述べた。