意見広告・議会報告
県政報告 「グリーンリカバリー」で経済の復興を! 公明党 神奈川県議会議員 谷口かずふみ
新型コロナウイルス感染症は、SARSやMERSなどと同様に、コウモリなどの野生動物から人に感染する「動物由来感染症」であり、熱帯林地帯を中心とした野生動物の肉、いわゆる「ブッシュミート」を食べることが要因との説が有力視されています。
また、野生動物と人との接触機会が増えている一因として、地球温暖化により野生動物の生息域が広がっていることも指摘されています。
こうしたことから、今後、コロナ禍からの復興を進めるに当たっては、目先の経済復興だけでなく、未来への投資として気候変動対策を併せて行っていく視点を国や自治体が持つべきと考えています。
本会議で提案
欧州では、コロナ禍からの復興に当たり、環境に配慮した復興政策、「グリーンリカバリー」が提唱されています。
グリーンリカバリーは、国レベルで取り組むべき大きな政策ではありますが、神奈川県としても、この考え方を積極的に取り入れて復興策を進める必要があると考え、県議会本会議で黒岩祐治知事に提案しました。
知事は、(1)県有施設の再エネ100%利用やZEB(年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロにすることを目指した建物)化等を推進する(2)二酸化炭素の回収・再利用といったイノベーションを推進する国の協議会に参画する(3)来年3月開催予定の「SDGsアクションフェス」において、グリーンリカバリーを取り上げる―と答弁。
さらに「今後、コロナからの経済復興に当たり、グリーンリカバリーの考え方を踏まえて、どのようなことができるか、幅広い視点から検討していく」と述べました。
![]() |
|
|
|
|
|
|