新型コロナウイルスの予防や新しい生活様式の推進をテーマに、市民らから川柳を募集していた一般社団法人大和青年会議所(大和JC、北島隆太郎理事長)が10月31日、入賞作を発表、最優秀作品には綾瀬市の近野廣治さんの「ふれあいも 二、三歩止まる 気づかいを」が選ばれた。
川柳は10月1日から30日まで、大和JCのホームページやハガキなどで募集。31日には、イトーヨーカドー大和鶴間店に特設会場を設置、投句を呼び掛けた。締切りまでに285人から524の作品が応募され、川柳作家の樋口由紀子さんが選者となり、入賞作品を選んだ。
入賞者には記念品が贈られる他、最優秀作に選ばれた近野さんの作品は、市内在住でチョーク・アーティストの金城まみさん=人物風土記=がデザイン。それを基にポスターにして、市内の病院や学校などに掲示される。入賞作品と作者は以下の通り(敬称略・カッコ内は居住地)。
最優秀作品賞
「ふれあいも 二、三歩止まる 気づかいを」
近野廣治(綾瀬市)
大和市長賞
「2メートル はなれてあるこう ともだちと」
なな(横浜市)
大和市議会議長賞
「 物干しに マスク一枚 夜の闇」
狩野清(横浜市)
大和青年会議所理事長賞
「友だちの マスクないかお まだ知らん」
赤嶺秀(大和市)
入選(20人)
「マスク顔 目が口よりも ものを言い」
山根治美(大和市)
「花柄の マスクで祖母も 若返り」
上見征司(大和市)
「おかあさん、マスクすがたも、うつくしい」
さとうなおみ(大和市)
「マスクした? 互いを思う 合言葉」
清水万起子(大和市)
「ズーム中 上は制服 下短パン」
中村友也(大和市)
「コロナには 闘うことより 避けること」
新藤輝翼(大和市)
「コロナでも 満員電車 変わらない」
中川 龍一(大和市)
「マスク柄 みんな違って みんな良い」
本田 優花(大和市)
「サンタにも マスクおくろう 子供たち」
武井ちさ(大和市)
「コロナ来て 妻に二度ほれ マスク顔」
上田敬(大和市)
「ママおうち パパもおうちで うれしいな」
長谷川紅緒(大和市)
「あたりまえ そう思っていた ことばかり」
小泉美津子(座間市)
「つまらない コロナのせいで あそべない」
山下幸心(大和市)
「今日はどれ オシャレマスクで ルンルンと」
村山武(大和市)
「マスク付け まゆ毛書いたら 出来上がり」
清水弘子(横浜市)
「手洗いを 好みの歌で 30秒」
淡路裕紀子(横浜市)
「Web会議 何故か妻が 化粧する」
河上輝久(大阪市)
「危ないよ してる『つもり』の あごマスク」
真島るみ子(藤沢市)
「消毒液 竹刀持つ手の まめにしみ」
榊原有紀(島根県)
「GoToで 単身赴任の 父帰宅」
森島健士郎(大和市)
<PR>
大和版のローカルニュース最新6件
|
|
県PRキャラ会場を沸かす12月20日 |
|
|
|
|
<PR>