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大和版 公開:2020年12月4日 エリアトップへ

大和JC コロナ禍でも継続 社協に車いす寄贈

社会

公開:2020年12月4日

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コロナ禍でも継続

 一般社団法人大和青年会議所(大和JC、北島隆太郎理事長=写真右から3人目)が11月25日、大和市社会福祉協議会(高橋政勝会長=同4人目)に車いす1台を寄贈した。

 車いすの寄贈は、15年以上続く大和JCの継続事業の一つで、空き缶のプルタブを収集、換金し、購入している。プルタブの回収箱は一部の市立小学校やコミセン、市役所、スポーツセンターなど、約40カ所に設置されている。これまでに市社協に贈った車いすは、50台を超える。大和JCが寄贈した車いすは、介護保険の認定を受けるまでの期間や地方から足の不自由な高齢の親族を呼び寄せた時など、一時的に車いすが必要な人へ、無料で貸し出すものとして活用されている。

 今年は新型コロナウイルスの影響で、学校の休校や公共施設の休館などもあり、回収量が例年の3分の1程度に減少。例年は3〜4台寄贈している車いすも、今年は1台のみの寄贈となった。

 市社協の高橋会長は厳しい状況の中、継続してくれたことに感謝を述べ、感謝状を贈った。北島理事長は「まずはこのような状況の中、回収に協力してくれた市民の皆様に感謝したい。『施設が休館で届けられなかった』という声もいただいたので、今後は私たち大和JCから回収に伺うことを検討したり、新しく回収箱を設置してもらえる場所を探したい」と話した。

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