大和警察署(加藤秀雄署長)は、佐川急便株式会社神奈川支店(横浜市/横森勝成支店長)と災害発生時における施設使用に関する協定を締結した。
協定の内容は、災害発生時に綾瀬市吉岡にある同社の研修センターを、災害応急対策に必要な部隊の待機場所として使用できるというもの。研修センターは、同社のドライバーの安全運転教育などを行うための施設で、敷地面積は9600坪を有し、敷地内には宿泊施設も兼ね備えている。
締結式は4月27日に大和警察署で行われ、加藤署長と横森支店長がそれぞれ協定書にサインした。加藤署長は「宿泊施設を伴う拠点が確保できたことは、神奈川県警としてもとても有意義」と謝辞を述べ、今後も有事の対策への理解を求めた。横森支店長は「創業以来地域社会の発展に貢献してきた。今や宅配便事業は、社会インフラの位置づけ。災害時の緊急輸送などの経験を活かし、人命救助に携わる警察の活動と災害復旧へつながる様々な取り組みに少しでも貢献できれば」と意義を語った。
同社の神奈川支店はこれまでに神奈川県や横浜市、小田原市など行政と災害時の支援協定を結んでいるが、施設使用で警察と協定を結ぶのは大和警察が初めて。
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