大和市議会第2回定例会が6月1日開会した。一般会計の補正予算案や終活支援を推進する条例の制定案など、議案および報告などが上程された。
補正予算案には、新型コロナウイルス対策として、シリウスの内壁面に抗ウイルス作用のある保護シートの貼付や公立保育所トイレ改装費、地域経済の活性化を目的としたプレミアム商品券の発行費用などが計上されている。
市産業活性課によるとプレミアム商品券の発行時期は、秋頃をめどに調整中で、発行の形態なども使いやすさを考慮して検討しているという。
調査特別委を設置
本会議には、議会運営委員会からの委員会提出議案が追加され、特別委員会の設置が全員賛成で決定した。特別委員会の名称は「前副市長辞職等に関する調査特別委員会」(以下、調査特別委員会)で、委員長に井上貢市議(自由民主党)が互選された。
調査特別委員会は設置に際し「市民の付託に応えるべく調査を進める」とする決議案を追加議案としてを上程。全員賛成で可決された。調査特別委員会は6月9日(水)午後1時から開かれる。
調査委員会設置について、大木哲市長は特に語らず、金子勝前副市長に対して「来週中にも提訴する方向で調整している」とコメントした。