昨年に続き、今年も9月4日(土)・5日(日)に大和スタジアムで開催される「第54回日本女子ソフトボールリーグ1部」の試合が、緊急事態宣言発令中であることから「無観客開催」となることが決まった。日本代表が金メダルを獲得し、東京五輪後最初のリーグ戦だっただけに、担当の市スポーツ課も「残念」と肩を落とした。
日本女子ソフトボール機構は「試合観戦を心待ちにされていた方には大変申し訳ありません」と陳謝。無観客開催は「新型コロナウイルス感染拡大防止のための措置」であるとし理解を求めた。
大和スタジアムで日本女子ソフトボールリーグの公式戦が開催されるのは、昨年に続き2年連続。大和市がトップレベルのアスリートによる試合などを誘致し、身近な場所でハイレベルなスポーツ観戦の機会を提供する「トップスポーツ観戦デー」の一環で、市スポーツ課が、2019年から大会誘致を行い、昨年誘致に成功。昨年は新型コロナの影響で開幕戦が延期となり、大和市での試合がリーグ開幕戦となった。
12チームが所属する日本女子ソフトボールリーグは4月3日に開幕。各チーム2試合ずつ総当たりの計22試合で順位を決め、11月に決勝トーナメントを行うスケジュール。東京五輪の前に前半の11試合を消化し、大和スタジアムでの試合は、リーグ後半の開幕戦として開催される。
全12チーム集結はシーズン中大和のみ
リーグ戦は、日本代表のエース・上野由岐子投手や五輪で3試合連続ホームランを放った藤田倭選手など日本代表7人を擁するビックカメラ高崎を中心に、同じく五輪の決勝戦などで好リリーフを見せた後藤希友投手(トヨタ自動車)など、東京五輪2020で金メダルを獲得したメンバーが一堂に揃う。
またアメリカ代表のモニカ・アボット投手(トヨタ自動車)、アリー・カーダ投手(Honda)、メキシコ代表のダラス・エスコベド選手(豊田自動織機)など、各国の代表選手も出場する予定。
なお日本女子ソフトボールリーグの試合は、サーティーフォー保土ケ谷球場で10月9日(土)、10日(日)に第8節の4試合が予定されている。8月11日時点では有観客の予定。最新情報は日本女子ソフトボールリーグ機構のホームページで確認のこと。
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