中央林間で10月9日、10日に開く「運ちょこ祭り」の発起人を務める 安保 弘豊さん 中央林間在住 49歳
「大人が楽しませなきゃ」
○…コロナ禍で地域の夏祭りや文化祭などが次々と中止となる中、子ども時代の楽しい思い出を少しで地域で残そうと央林間の飲食店主ら有志14人が集まり、10月9日(土)、10日(日)に小田急線中央林間駅西口側にあるエフパーキングで「運ちょこ祭り」を開く。「大人は自分でいつでも好きなように楽しめる。けど、子どもは大人が楽しませなきゃさ」。
○…地元の和菓子屋、居酒屋、ラーメン屋、サロン経営者をはじめ消防団などの仲間たちとの交流の中で、ひょんなことから自分たちが楽しんだ夏祭りを「今の子どもたちに味あわせてやりてぇな。祭り文化を残してやりてぇな」と話に上がったのが発端。「やろうぜ」の一言で、大人もワクワク、ドキドキしながら動きだしクラファンで資金を集め、地域へのお願いにも奔走。
○…飲食店を大和市内で5店舗、町田市で1店舗を経営する。26歳で夢中になっていたサーフィンを追求するため日本を離れ1年間、オーストラリアに滞在。「住んでいたシェアハウスで一緒に暮らしていたサーフィン仲間から自分の作った料理を絶賛されて、料理業界もいいかなって」。帰国後、様々な飲食店を経て36歳で独立。最初の店をオープンする直前に母親が亡くなり、自分の頑張りを見せることができなかった。思い出深いこの最初の店を「どんなことがあっても絶対に潰せないよね」と話す。
○…5歳の長男と3歳の長女を持つ父親。サーフィンにゴルフなど自分の遊びに忙しいが、毎週土曜日は子どもと過ごす。長男とは海に連れて行ったり、スケボーを教えたりと息子の友達も誘って思いっきり遊ぶ。
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